新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年の紀尾井町戦略研究所(KSI)は、コンサルティング事業、KSI官公庁オークション事業、そして北海道美瑛町のカフェ事業・民泊事業において、おかげさまで順調に推移することができました。これもひとえにクライエントの皆様、地方自治体の皆様、美瑛町の皆様のお力添えのおかげです。深く感謝申し上げます。
コンサルティング事業については、昨年はいくつかのクライエントの方々のゴールを達成することができました。また、ロビイングに関する講演などを通してルールメイキングへの関心がより一層高まっていることを実感した年でもありました。
KSI官公庁オークションについては、ご利用いただく地方自治体様や行政機関様が引き続き増えており、皆様のご期待に添えるようシステムの安定化に向けて努力を続けております。
また、美瑛町でのカフェ事業は、インバウンド需要がコロナ前を上回るほど予想以上に伸びており、昨年から始めた民泊事業も少しずつではありますがご利用いただいております。今年も美瑛町におけるさらなる拠点強化を図ってまいる所存です。
シンクタンクとしては、オンライン調査の回数も増やすとともに、年末には初めて能動的サイバー防御に関するシンポジウムを開催し、多くの方々にご参加いただきました。
昨年は、元旦の能登半島地震で幕を開けた大変な一年となりましたが、復興への道のりは依然として長いものとなっています。また、地方選挙においては選挙の在り方を問われ、政治不信の風を受けた秋の衆議院議員選挙では、これまでの政策決定プロセスの変容が求められる結果となりました。本年は、これらの課題を引き継ぎ、解決の道を探求していく年になると考えております。
今年の干支になぞらえて「脱皮」の年になるという声もありますが、これまでの国の在り方から真に脱皮できるかどうかが、この国をより豊かで住みやすい国へ導く岐路になると言えるでしょう。
紀尾井町戦略研究所は、豊かな日本を目指す多くの皆様と一緒に、努力を積み重ねてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月1日
紀尾井町戦略研究所株式会社
代表取締役 別所 直哉
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