紀尾井町戦略研究所(KSI)は、2017年にヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)の子会社として設立されました。20年以上にわたるヤフーでの経験を活かし、2020年の独立後もパブリックアフェアーズ領域でのルールメイキングや政策提言の支援、政策企画業務や部門設立の支援、リスクマネジメントや危機管理などのコンサルティング、KSI官公庁オークション、自治体のデジタル化や地域支援のサービスを、スタートアップから大手上場企業、行政機関など幅広いクライアントに提供しています。
社名 | 紀尾井町戦略研究所株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 別所 直哉 |
資本金 | 1000万円 |
設立年月日 | 2017年4月 |
事業内容 | コンサルティング業務 パブリックアフェアーズ(政策渉外、ロビイング)関連 リスクマネジメント、ガバナンス等 調査研究、政策立案・提言 政策ニュース.jp KSI官公庁オークション 地方・地域支援 カフェ、民泊「ARBOLITO(アルボリート)」(北海道美瑛町) 職業紹介 ※事業内容の詳細はこちらをご覧ください。 |
所在地 | 赤坂オフィス 〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-32 赤坂ビル2F |
2017年4月 | ヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)の100%子会社として紀尾井町戦略研究所株式会社を設立。コンサルティングサービスの提供を開始 |
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2017年10月 | ヤフー株式会社が持株会社体制へ移行し商号変更したことに伴い、Zホールディングス株式会社(現LINEヤフー株式会社)の100%子会社に |
2020年4月 | Zホールディングス株式会社から独立。別所直哉が代表取締役社長に就任 |
2020年9月 | 2021年春からKSI官公庁オークションを開始することを発表。ヤフー株式会社が運営し2021年3月末に終了したYahoo!官公庁オークションと同様のサービスが利用可能に コーポーレートロゴも変更 |
2021年7月 | KSI官公庁オークションのサービスを開始 |
2022年5月 | KSI官公庁オークションにおいて、国税庁とインターネット公売を開始 |
2022年11月 | 地方投資事業を開始 北海道美瑛町に地域商社機能を兼ねたカフェ「ARBOLITO(アルボリート)」を開設 |
2024年1月 | 東京都港区に赤坂オフィスを開設 |
代表取締役
別所 直哉NAOYA BESSHO
ルールメイキング、ビジネスディベロップメント、コーポレートガバナンス、リスクマネジメント、パブリックリレーション
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、持田製薬株式会社に入社。労務、法務・知財、事業開発を担当。1999年にヤフー株式会社入社。法務部長、法務本部長を経て2018年まで執行役員を務め、法務・知財、広報、政策企画、公共サービス、リスクマネジメントを管掌。
2019年10月より京都情報大学院大学教授(現職)
2020年4月より紀尾井町戦略研究所株式会社代表取締役就任(現職)
検索エンジンのための著作権法改正、インターネット利用のための公職選挙法改正、海外コンテンツへの課税のための消費税法改正、債権法改正など数多くの法改正に企業の立場から関わった経験を有する。
法とコンピュータ学会理事、一般社団法人日本IT団体連盟常務理事、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会理事、一般社団法人遺伝情報取扱協会理事長、などを兼職。
上席コンサルタント
古閑 由佳YUKA KOGA
ルールメイキング(スタートアップ支援)、コーポレートガバナンス、リスクマネジメント
東京エレクトロン新卒入社を経てヤフー株式会社に入社。当社代表の下でヤフーの法務・政策企画部門を立ち上げ、法務部長、政策企画本部長を務める。急成長するヤフーやグループ会社のビジネスを法的側面から支援するとともに、官公庁、その他関連各所との折衝を行い、健全なインターネットサービス発展のための適正な枠組み構築に尽力。取締役会事務局を担う等、ヤフーのコーポレートガバナンスの骨格を構築した。その後、金融ビジネス部門に異動し、金融本部長、ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)代表取締役を歴任し、日本銀行出向時の経験も活かしてヤフー(旧Zホールディングス、現LINEヤフー株式会社)グループにおける金融ビジネスの拡大に努める。金融庁の金融審議会ワーキングループ他、多数の政府会合の委員も務めた。投資会社に所属後、紀尾井町戦略研究所に参画。現在、他社の社外取締役や経済財政検討ユニット(新藤義孝経済財政政策担当大臣の私的懇談会)のメンバーも務める。
上席コンサルタント
佐竹 正範MASANORI SATAKE
まちづくり、DMO、地域商社、マーケティング
2000年にヤフー株式会社に入社。広報、ブランドマーケティング、CSR等を担当し、東日本大震災以降は、ITを活用した地域活性化を担う地方創生プロデューサーとして自治体をサポート。2015年より、内閣府などが後援する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会」の幹事長を務め、地域商社協議会の運営なども行なっている。2016年より3年間、総務省の地域おこし企業人として北海道美瑛町に出向し、政策調整課長補佐として地域DMO「丘のまちびえいDMO」の立ち上げを行い、同DMOのCMO(Chief Marketing Officer)として従事。独自CRMの構築を行うなどしてデータオリエンテッドなDMO戦略を推進し、観光によるまちづくりを展開。2021年8月から公益財団法人福井県観光連盟に出向し、福井県の観光地域づくりマネージャーとして、令和6年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて、観光で「稼ぐ」地域づくりを推進する福井県の観光振興の旗振り役として活動中。
上席コンサルタント
高田 正行MASAYUKI TAKADA
スマートシティ、Society 5.0、官民連携、共創モデル開発
AOLジャパン、スクウェア、USENなどでインターネット黎明期からサービス立ち上げに関わる。ヤフーではサービス統括部長として、全社プロモーション、トップページ編成等を担当。東日本大震災の際は、震災対応責任者となり、電力使用状況メーターや、防災速報といったサービスを開発。ヤフーグループの不動産、自動車領域の子会社の役員、取締役を経て、2016年より3年間、復興庁に出向し、東北各地の地域活性化、コミュニティやなりわいの再生プロジェクトを推進。
上席コンサルタント
長岡 美恵MIE NAGAOKA
経営コンサルティング(戦略、組織・人材開発、ダイバーシティ経営・女性活躍)、保活戦略策定支援、保育、コーチング
大学卒業後、環境系シンクタンク、宇宙開発事業団の国際研究プログラム事務局を経て、国内会計系コンサルティングファームおよびボストン・コンサルティング・グループにて、戦略、組織・人事、海外企業とのM&Aや上場支援、資本政策検討などのテーマにて、金融・消費財・流通・情報サービス・メディア・不動産・エネルギーなど、多様な業界の上場・非上場企業の経営コンサルティングに携わる。
その後、スタートアップ企業での認可・認可外保育施設の立ち上げ、事業ディレクター兼施設長として経営に従事。
2014年、一般社団法人ソーシャル・エンパワメント代表理事に就任。組織・人材開発、ダイバーシティ&インクルージョン推進、事業開発のコンサルティングのほか、保育事業、管理職向けコーチングなども行っている。
GCS認定コーチ、保育士、CFC(チャイルドファミリーコンサルタント)。
官公庁オークション担当
川畑 徳行NORIYUKI KAWABATA
官公庁オークション
大学卒業後、1980年に和歌山県庁に入庁。税務、福祉、住宅など多くの行政分野を担当後、管財課に異動。和歌山県が、県有財産をインターネットオークションで売却するためのシステム構築をヤフーに提案することになり、県側の窓口担当となる。
公有財産をインターネットで売却する案に賛同する10以上の自治体をまとめ、共同でヤフー株式会社に提案し、2007年に「公有財産売却システム」を立ち上げる。翌年、自治体にこのシステムの活用を広めるためヤフーに転職し、全国各地を駆け巡る。
2021年、官公庁オークションがヤフー株式会社から紀尾井町戦略研究所に引き継がれたことに伴い入社。引き続き官公庁オークションに携わっている。
上席コンサルタント
長村 達也TATSUYA OSAMURA
メディアとコミュニケーション、広報、マーケティング、官民連携
1999年にヤフー株式会社入社。Yahoo!ニュース(ヤフトピ)の編集としてサービス初期の発展に貢献したのち、2007年にショッピング事業部に異動。Twitter公式アカウントなどSNSを使ったマーケティングを立ち上げる。2012年に広報室(コーポレートコミュニケーション本部)に異動し、SNSやオウンドメディアを活用した社外コミュニケーション、社内広報、20周年社史、CSRなどの業務、マネジメントを担当した。社員の支援や組織活性を目的としたメタ認知トレーニング(マインドフルネス)プログラムも社内有志と展開。
2017年から4年間、総理大臣官邸国際広報室(内閣官房内閣広報室)に出向し、海外向け日本政府公式サイト (JapanGov)、英語版首相官邸サイト、SNS公式アカウントの管理や運用などデジタル関連のパブリック・ディプロマシー(広報文化外交)業務に従事した。
米国NLP協会認定マスタープラクティショナー。NLPやマインドフルネス、NVC、メンタルモデルの紐解きなどを通して個人や組織を支援する活動も続けている。
上席コンサルタント
中山 和男KAZUO NAKAYAMA
健康医療
大学院修了後、持田製薬株式会社に入社し、研究所で薬理研究を担当。研究成果をもとに金沢大学で理学博士号を取得。本社事業開発、開発企画に移った後、医薬品の導入・導出等の業務を担当。1998年に日本イーライリリー株式会社研究開発本部に入社し、抗うつ薬のプロダクトチームリーダーを務める。2003年にヤンセンファーマ株式会社開発企画部に入社し、プロジェクトマネジメント制導入に寄与する。在職中にプロジェクトマネジャーとして麻酔用鎮痛薬および統合失調症、ADHD、アルツハイマー型認知症等の中枢神経系医薬品の承認申請に関わるとともに社内プロセス改善・ガバナンス(意思決定会議体)事務局を担当。2022年4月より現職。
秘書・コミュニケーションマネージャー
金山伴子TOMOKO KANAYAMA
秘書、キャリアコンサルティング、団体事務局実務
大学卒業後、一部上場企業の社長室に勤務し秘書業務に携わる。
転職後、独立系人事労務コンサルティングファームのアウトソーシング事業部の業務に従事しつつ、東京労働大学を修了後にキャリアコンサルタントとなる。
その後、オンラインサービス企業における開発部門のQMS(品質管理システム)事務局として起業参加(フリーランス)するため独立。育業中に公正取引委員会の協議会委員、電子商取引の監視員の委嘱を経験。著作権管理の協会・団体(公益含む)事務局において、代表理事や役員の秘書業務、事務局業務を約13年勤める。2023年1月より現職。キャリアコンサルタント、キャリアコンサルティング技能士2級、ビジネス著作権検定上級。
フェロー
神長 崇子TAKAKO KAMINAGA
PRプロフェッショナル、コミュニケーションデザイナー
大手総合PR代理店を経てヤフー株式会社に転職。ヤフオク!、Yahoo!ショッピングなどの認知拡大に努めた後、Yahoo!ニュースやデータビジネス等の領域でプレイヤーとして活躍する。2012年よりYahoo! JAPANの100近くのサービスを束ねるサービス広報チームのマネージャーを務める。
2016年からはスタートアップ支援を行うMistletoe株式会社のPRマネージャー兼コミュニケーションデザイナーに就任。大企業からベンチャーシーンのPRへと活動の領域を広げたほか、英語力を生かし、アジア、ヨーロッパなど海外の大手メディアやスタートアップともコネクションを確立するなど、精力的に活動を展開。フランス、エストニア、マレーシア、シンガポールなどに活動範囲を広げた。経営層に直接アドバイスできるPRスペシャリストとしても定評があり、リスクマネジメントの分野でも活躍中。一般社団法人日本リスクコミュニケーション協会 認定アドバイザー。
フェロー
旦 悠輔YUSUKE DAN
新規事業開発、スタートアップ支援&ウェブサービスグロース(特にメディアコンテンツビジネス領域が専門)
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、2002年にPwCコンサルティング株式会社に入社。通信・メディア・公益事業本部にて、通信事業者の事業構造変革・新規事業開発プロジェクトに多数従事。2007年にソフトバンクグループ入りし、Yahoo!動画のビジネス開発業務担当、株式会社GYAO社長室長を経て、2012年に株式会社GYAOの最年少役員に就任、取締役兼COO・取締役兼コンテンツビジネス本部長・取締役兼コーポレート統括本部長を歴任。その間、アニメ投資ファンド運営会社である株式会社アニマティックの代表取締役社長も兼任。2018年に各社の取締役を任期満了退任の上、退社・独立し、ITコンサルティングの総合個人事務所・旦悠輔事務所を設立。新時代の持続可能な地域書店業の創造を目指して2019年に株式会社自由港書店を設立。2021年5月に神戸市内に「自由港書店」を開業。2022年4月より、神戸市役所市長室広報戦略部所属の神戸市クリエイティブ・ユニット・アドバイザーとしての活動も開始している。
フェロー
宮﨑 光世KOSEI MIYAZAKI
情報検索、行政DX、リスキリング、リカレント教育、データリテラシー
1997年にヤフー株式会社に入社。創業期メンバーとしてコアサービスである検索サービスの企画、運営をリード。ビジネスエクスプレス、ウェブ検索(YST)、バーティカル検索、検索広告(YSM)等のプロダクト企画、開発ディレクション、アルゴリズムの評価、米国ヤフーとの共同開発を推進。
2015年よりCode for Japanコーポレートフェローとして神戸市における起業家育成やスタートアップの連携をサポート。
2017年からはヤフー・データソリューション事業において自治体やDMOと連携し、公共部門におけるDX、データ利活用を推進。
2021年4月より出身地に所在する兵庫大学において地域創生に取り組む学生、看護・栄養士・介護職等をめざす学生にむけたデータリテラシー教育に取り組む。また、同年6月より神戸市CDO補佐官、2022年6月より宝塚市CXO補佐官として基礎自治体DXの現場に伴走中。
フェロー
野々村 正仁MASAHITO NONOMURA
行政のDX化、新規事業開発、デジタルマーケティング
1987年リクルート入社。通信事業にてネットワーク設計やSEを経験。1998年にヤフー株式会社に転職し広告事業の立ち上げと新規事業開発の責任者として立ち上げを行う。その後トランス・コスモス執行役員、グーグル日本法人でHead of strategic accountなどを歴任し、現在アスコエパートナーズ常務執行役員として自治体のデジタル化推進や官民連携事業を行う。また島根県情報産業アドバイザーとして、一次産業、医学業界、等の地元の利点を活かした新規事業開発にも取り組む。その他カーボンニュートラル時代を見据えた新電池開発などにも携わっている。
フェロー
石原 弘子HIROKO ISHIHARA
チームのセルフマネジメント組織化支援、事業開発コンサルティング、IT・DX化支援、人材育成コーチング・メンタリング、女性リーダー育成研修
大卒後1995年セガに新卒入社、未就学児向けゲーム「キッズコンピュータピコ」ソフト企画開発に従事。「クッキングピコ」等多くのヒット作を手がける。
2003年ヤフー株式会社に転身、「Yahoo!きっず」サービスマネージャーとして「ポケモンガーデン」等を手がけ話題となる。サンリオとオリジナルキャラクター「ちょボット」を開発、遊びながら学べるコンテンツ拡充の結果、全国小学生の9割以上が利用するサービスへと成長。
その後「Yahoo!トップページ」企画リーダー、企画職および女性リーダー向け研修講師等を担当。
妊娠出産を機に保育士資格を取得し、親子の社会課題を解決するフローレンスなど保育大手に転身、WEB・DX等の責任者を経て2020年に独立。
現在ティールスタート株式会社 代表取締役。米国NLPマスタープラクテショナー。2022年6月より宝塚市CXO補佐官として基礎自治体DXに伴走中。
フェロー
後藤 慎治SHINJI GOTO
新規事業開発、NPOコンサルティング、国内外VIPリレーションマネジメント&ブッキング
日興証券株式会社へ新卒入社、株式会社白夜書房での勤務を経て、2004年ヤフー株式会社入社。特集企画を担当後、インターネットライブ番組「Yahoo!ライブトーク」の立ち上げ、企画運営。国内、海外の音楽アーティストのライブコンサートや、俳優、作家、政治家、アスリートのトーク番組など、のべ500組をこえる多彩な著名人をゲストに招き配信。
その後、厚生労働省での勤務を経て、2010年認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会入社、広報部・学校事業部に所属。開発途上国の現状とワクチン支援についての講演活動を全国の学校、団体、企業を対象に行うとともに、長期実践型インターンシップ制度の立ち上げ、学生の受け入れ、育成を行う。2014年募金開発グループ新設にともないリーダーに就任。新規支援者の募集方法と新規募金方法の企画および実施、既存募金方法の情報収集および活性化、それらの資源投資計画の策定を行う。
同団体に11年間勤務ののち独立、2021年9月世界こどもワクチン基金を設立、代表理事を務める。宅地建物取引士。
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