インターネットを利用したオークションやフリマのサービスが複数あるなか、ほかではなかなか見かけないユニークな物件が出品されて注目を集める「KSI官公庁オークション」。このサービスを運営する「中の人」に話を聞いてみました。第3回のインタビュー記事をお届けします。

―― 前回は、参加申し込み時に「ガイドライン」をよく確認しておかないと、欲しい物件を手に入れることが難しくなるということを教えていただきました。参加申し込みの後は、いよいよ入札ですね。落札するためのコツなどがあったら、教えてください。
中の人:はい、コツとは少し違うかもしれませんが、入札する前に、ルールや仕組みについて知っておくと、お目当ての物件の落札に着実に近づくことができると思います。KSI官公庁オークションの入札には「せり売形式」と「入札形式」の2つの形式があります。まず、「せり売形式」から説明しましょう。...
・消防車や救急車が落札できる!? KSI官公庁オークションとは【第1回】(2025年9月22日)
・KSI官公庁オークションに参加するには? ガイドラインを見落とすと、落札した権利を手放すことも⁉︎【第2回】(2025年10月7日)
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・KSI官公庁オークション ヘルプページ
・2025年度(令和7年度)の開催スケジュール

KSI官公庁オークションには、2021年のスタート前から携わる。オークションのシステムが滞りなく運用されるよう、陰から支える。出品側の行政機関やオークション参加者のサポート対応も行っている。
大学卒業後、大手予備校の教材編集部に在籍。その後、ヤフー株式会社に入社。会社で定められたレギュレーションなどにのっとり、UI/UXを意識しながら、リリース前のサービスやコンテンツの校正・校閲を担当。さらに、スポーツ専門誌やコンテンツ制作会社、株式会社ビズリーチで編集部に在籍し、さまざまなジャンルの編集のほか、インタビューや記事の執筆を行う。2021年7月から紀尾井町戦略研究所株式会社に入社。
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