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KSIコラム:国民皆保険を未来へつなぐために

国民皆保険を守るための転換点

日本には、誰もが安心して医療を受けられる「国民皆保険制度」があります。これは世界に誇るべき制度であり、長年にわたり私たちの健康と暮らしを支えてきました。しかし近年、この制度を取り巻く環境は大きく変化し、持続可能性に不安が生じています。

医療費増大と医療現場の厳しい現実

医療費がふくらむ大きな要因は、少子高齢化です。高齢化により慢性疾患や複数の病気を抱える人が増え、医療費は自然と膨らんでいきます。新しい治療法や画期的な薬が登場することは患者にとって希望ですが、数百万円から数千万円にもなる高額医薬品は制度全体に重い負担をもたらしています。...

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中山和男のプロフィール

大学院修了後、持田製薬株式会社に入社し、研究所で薬理研究を担当。研究成果をもとに金沢大学で理学博士号を取得。本社事業開発、開発企画に移った後、医薬品の導入・導出等の業務を担当。1998年に日本イーライリリー株式会社研究開発本部に入社し、抗うつ薬のプロダクトチームリーダーを務める。2003年にヤンセンファーマ株式会社開発企画部に入社し、プロジェクトマネジメント制導入に寄与する。在職中にプロジェクトマネジャーとして麻酔用鎮痛薬および統合失調症、ADHD、アルツハイマー型認知症等の中枢神経系医薬品の承認申請に関わるとともに社内プロセス改善・ガバナンス(意思決定会議体)事務局を担当。2022年4月より現職。

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