調査結果
―オンライン診療利用者のうち、約66%は「かかりつけ医/もしくは診療を受けた経験のある医療機関」を選択していた。普段、外来診療を受けている医療機関のニーズは、オンライン上でも高いことがわかった。調査の背景
今年4月下旬、新型コロナ感染症の拡大を防ぐための時限措置として「オンライン診療」が初診から解禁となった。これに伴い、オンライン診療の利用率、利用目的、利用先等について現状を知るべく、1,000人を対象にアンケート調査を行った。
調査結果まとめ
― オンライン診療の利用率は8.8%(1,000人中88人)であった
― オンライン診療を利用しなかった人にその理由を聞いたところ、もともと治療の必要性がなかった512人を除いたなかで、最も多かったのは「オンライン診療をしている医療機関がわからなかったから」という回答であり、約52.2%だった。次に多かったのは、「オンライン診療自体を知らなかったから」という回答であり、約21.8%であった。なお、「対面で治療をしてもらいたかったから」という回答は約8.7%であった。調査方法
インターネット上でのアンケート
※Yahoo!クラウドソーシング(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)を活用
調査期間
2020年6月23日(火)~6月24日(水)
※1,000人の回答が集まり次第終了とした
調査数
1,000人
注)本調査は、Yahoo!クラウドソーシングサービスを活用し、属性等を指定することなく広く一般的に回答を集めたものです。
本資料・データの使用・掲載について
本資料・データを使用・掲載される際には、必ず下記の出典を明記してください。
<Web調査> 1000人に聞いてみました 「オンライン診療ってどうなってるの?」(紀尾井町戦略研究所 調査)
© 紀尾井町戦略研究所株式会社