日本では人口減少による過疎化や労働力不足により、公共交通機関のサービス 維持が困難な状況となっている。国土交通省が実施した「国土交通省国民意識調 査」(http://www.soumu.go.jp/main_content/000578731.pdf)の結果によると、現居 住地の将来的な不安は「公共交通が減り自動車が運転できないと生活できない」 が最も高くなっており、移動手段確保が今後の課題となってくる。 このような移動課題に対しては、コミュニティバス等の運行や自家用有償旅客運 送、自動運転の導入などいくつかの解決へのアプローチが考えられている。 今回、紀尾井町戦略研究所では、そのうちの一つ、自家用有償旅客運送の一形態 である“自動車の相乗りサービス”に注目し、都市部や地方での移動に関する現状 把握とこのサービスが住民の移動課題にどのような役割を果たすことができるかを 調査した。
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「自動車の相乗りサービス」に関する調査結果(紀尾井町戦略研究所)
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