Q1 昨年の第216臨時国会は、2024年度補正予算や政治改革関連3法などが成立して12月24日に閉会しました。あなたは、少数与党となった石破内閣の政権運営を評価しますか、しませんか。 |
「評価する」「ある程度評価する」が計22.8%だったのに対し、「評価しない」「あまり評価しない」は計64.2%に上った。クロス集計で「評価する」「ある程度評価する」と答えた人を支持政党別に見ると、自由民主党が5割台、立憲民主党、公明党で3割台などと相対的に多かった。「支持する政党はない」とする無党派層は1割台だった。 |
Q2 石破首相の国会答弁は「石破構文」とも呼ばれ、例えば「自らの言葉で丁寧に説明している」との評がある一方で「質問に正面からは答えていない」との指摘もあります。あなたは、首相の答弁スタイルをどう思いますか。 |
「好ましくないと思う」が61.8%を占めた。クロス集計で「好ましくないと思う」人を見ると、日本保守党で全員、国民民主で8割台、立憲、日本維新の会、れいわ新選組で7割台と多かった。自民が4割台、公明、共産党、無党派層は5割台だった。 |
Q3 自民・公明の少数与党である石破内閣が通常国会で新年度予算や法案を通すためには、野党の協力が不可欠となります。あなたは、国会運営において与野党の関係はどうあるべきだと思いますか。 |
「野党は内閣に入らないで政策ごとに賛否を示す」べきだと考える人が64.9%に上った。これらの人をクロス集計で支持政党別に見ると、維新、保守が8割台、立憲、れいわが7割台、自民、国民、共産、無党派層が6割台、公明が5割台などとなった。 |
Q4 石破内閣が少数与党になっている状況で、いずれかの野党が内閣に加わる場合、あなたはどの政党がいいと思いますか。(複数回答可) |
「野党が内閣に加わる必要はない」33.8%が最も多く、政党名を挙げた人の中では、国民民主26.0%、維新15.6%、立憲12.4%の順となった。 |
Q5 「年収103万円の壁」について自民、公明、国民民主の3党は178万円を目指して2025年度から引き上げることに合意しましたが、石破内閣は税制改正大綱において123万円への引き上げを決定しました。あなたはこの決定の内容を評価しますか、しませんか。 |
「評価しない」が52.6%を占めた。クロス集計で「評価する」人を支持政党別に見ると、自民、公明が5割台で最多だったのに対し、国民民主は1割台だった。 |
Q6 あなたは前の質問(Q5)の決定がなされたプロセスを評価しますか、しませんか。 |
Q5に関し、123万円への引き上げが決定されたプロセスを「評価しない」が54.6%を占めた。 |
Q7 日本維新の会は、自民・公明両党に対し、所得制限のない高校授業料無償化を4月から実施することなどを求めています。あなたは、所得制限のない高校授業料の無償化自体に賛成ですか、反対ですか。 |
「賛成」「どちらかといえば賛成」が計44.0%、「反対」「どちらかといえば反対」計45.2%と拮抗した。クロス集計で「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた人を支持政党別に見ると、維新が6割台で最多となり、自民、公明、れいわなどが5割台で続いた。 |
Q8 石破首相は報道のインタビューなどで、通常国会で2025年度予算案や重要法案が否決されたり、内閣不信任決議案が可決されたりした場合、衆院を解散し国民に信を問うこともあり得るとの認識を示しました。あなたはどう思いますか。 |
「衆院を解散すべきだと思う」38.3%、「衆院解散ではなく石破内閣が総辞職すべきだと思う」34.8%、「わからない」26.9%と分かれた。クロス集計で「衆院解散すべきだ」とした人を支持政党別に見ると、維新、公明は5割台と最多で、自民は4割台だった。 |
Q9 あなたは、衆院が解散された場合、衆参同日選として衆院選を7月の参院選と同時に行うべきだと思いますか。 |
「夏の参院選と同時に行う」(衆参同日選とする)べきだと思う人が54.6%を占めた。クロス集計で衆参同日選とした人を支持政党別に見ると、自民、維新、国民などが6割を超えたのに対し、公明は2割台だった。 |
Q10 あなたは、野党が石破内閣に対する内閣不信任決議案を通常国会に提出することに賛成ですか、反対ですか。 |
「賛成」43.3%、「反対」24.1%、「わからない」32.6%となった。 |
Q11 あなたは石破首相にいつまで首相を続けてほしいと思いますか。 |
「できるだけ早く辞めてほしい」30.9%、「7月に予定されている参院選終了後」15.0%、「できるだけ長く続けてほしい」14.4%の順となった。「わからない」が19.4%あった。 |
Q12 7月に行われる参議院選挙の比例代表で、あなたが投票したい政党、投票したい候補者が所属する政党はどこですか。 |
国民民主が14.3%で首位となり、自民13.5%、立憲8.5%、維新5.2%と続いた。「まだ決めていない」が39.5%、「投票に行くつもりはない」が5.5%あった。クロス集計で国民民主とした人を年代別に見ると、全般的に年代が低いほど多い傾向があった。立憲は60代、70代以上の各層で最多となった。 |
ご参考: Q12 参院選の比例代表の投票先推移 |
Q13 あなたは石破内閣を支持しますか。(内閣支持率の推移) |
「支持する」16.5%(前回2024年12月23日19.5%)、「支持しない」61.3%(同57.7%)だった。 |
Q14 あなたの支持政党を教えてください。(政党支持率の推移) |
自民16.1%(17.6%)、国民民主9.6%(7.6%)、立憲7.1%(6.9%)、維新4.8%(6.4%)、れいわ新選組2.1%(2.5%)、公明1.4%(2.0%)、日本共産党1.9%(1.3%)、日本保守党1.0%(1.0%)、参政党0.4%(1.0%)、その他の政党・政治団体0.5%(0.3%)、社民党0.2%(0.2%)、支持する政党はない51.2%(51.0%)となった。 |
18歳以上の回答者1000人の属性 --- 性別、年齢別、地域別、職業別、年収別
調査期間: 2025年1月14日
調査対象や人数: 全国の18歳以上の男女1000人
調査方法: インターネット上でのアンケート
注: 本調査は「Yahoo!クラウドソーシング」(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)を活用しています。
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[オンライン調査] 参院選比例投票先は国民民主14%、自民13%、立憲8%、維新5%(紀尾井町戦略研究所)
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