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株・為替乱高下「エコノミストあてにならず」58%

 
Q14 今後も円高や株価の下落傾向が続けば、家計や消費にどの程度影響があると思いますか。
 
 
「大きな影響がある」「ある程度影響がある」が計68.5%に上った。
 
 
Q15 為替、株式市場の動向について、専門家であるエコノミストの予測はあてになると思いますか、思いませんか。
 
 
「あてにならないと思う」「あまりあてにならないと思う」が計58.3%を占めた。クロス集計を職業別に見ると、自営業・専門職(士業等)・自由業が7割台で最も多かった。
 
 
Q16 日銀の植田総裁は7月31日の金融決定政策会合後の会見で、金利引き上げの可能性に言及しましたが、為替、株式市場の乱高下を受け、内田副総裁は8月7日の講演で利上げに慎重な姿勢を示しました。あなたは、こうした日銀首脳の発言の変化をどう思いますか。
 
 
「仕方がないと思う」37.2%が最多で、「適切ではないと思う」22.9%が続いた。
 
 
Q17 日本の金利は長らく「ゼロ金利」近くに抑えられてきましたが、今後、金利が上昇し「金利がある世界」が当たり前となるとしたら、あなたは容認できますか、できませんか。
 
 
ある程度を含めて「容認できる」が62.6%に達した。
 
 
Q18 金利の低い円を借りてドルなどの外貨資産に投資し、金利差による収益を狙うことを「円キャリートレード」と言います。今回、金利差が縮小するとの見方から、円を返済する「巻き戻し」の発生が、為替、株式市場の乱高下の要因のひとつだったとの指摘があります。あなたは日銀が今回の利上げの際に円キャリートレードの影響を十分に勘案していたと思いますか、思いませんか。
 
 
「勘案していたとは思わない」32.3%、「勘案していたと思う」23.0%、「わからない」44.7%となった。
 
 
Q19 あなたは、日銀が今回の利上げの際に、円相場や株式市場の乱高下を想定できていたと思いますか、思いませんか。
 
 
「想定できていたとは思わない」が51.1%を占めた。
 
 
Q20 あなたは、今回の金融市場の乱高下に加え、今後円高や株安が進むとしたら、次期衆院選に影響があると思いますか、思いませんか。
 
 
「影響があると思う」「ある程度影響があると思う」が計53.8%を占めた。
 
 


クロス集計を含む調査結果の詳細(PDFファイル)はこちら。

調査期間: 2024年8月15日
調査対象や人数: 全国の18歳以上の男女1000人
調査方法: インターネット上でのアンケート
注: 本調査は「Yahoo!クラウドソーシング」(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)を活用しています。
属性等を指定することなく広く一般的に回答を集めたものです。

お問い合わせ先
紀尾井町戦略研究所 広報担当
Mail: info@ksi-corp.jp  Tel: 03 6824 1715

資料やデータの使用、掲載について
リンクフリーです。必ず下記の出典を明記してください。
[KSI Web調査] 株・為替乱高下「エコノミストあてにならず」58%(紀尾井町戦略研究所)
https://ksi-corp.jp/topics/survey/2024/web-research-74.html

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