TOPICSトピックス

Q15　次期衆議院選挙の結果、あなたはどの政党（国会議員10人以上所属）による政権が誕生してほしいと思いますか。

自民単独政権10.1％、現在と同じ自民・公明連立政権10.0％、自民・維新・国民連立政権（閣外協力含む）5.9％の順となった。

Q16　次期衆議院選挙の結果、野党第1党になってほしい政党はどこですか。

維新28.3％、自民11.9％、立憲9.8％、国民5.3％の順となった。

Q17　日本維新の会は統一地方選で地方議員を大幅に増やし、大阪府知事選、大阪市長選に加え、奈良県知事選で新たに当選させました。衆院和歌山1区補欠選挙でも勝利し、和歌山県で初の国会議員が誕生しました。あなたは、次期衆院選で基本的に全小選挙区で公認候補者を立てる方針を示す日本維新の会の議席数についてどう思いますか。

「大きく伸ばしてほしい」「ある程度伸ばしてほしい」計47.1％となり、「大きく減らしてほしい」「ある程度減らしてほしい」「現状程度で良い」計31.4％を上回った。大きく議席を伸ばしてほしいと答えた人をクロス集計で男女別に見ると、男性は2割台後半だったのに対し、女性は1割台後半だった。年代別では40代以上の各層で2割を超え相対的に高かった。地域別では近畿と沖縄でともに3割台前半となり、他は2割台以下だった。岸田内閣を支持する層で、維新の議席を「大きく伸ばしてほしい」「ある程度伸ばしてほしい」は計6割台半ばに達した。

Q18　日本維新の会は、次期衆院選で近畿以外の地域でも勢力を伸ばすとあなたは思いますか。

「伸ばすと思う」とした人は45.6％で、「伸ばさないと思う」27.9％を上回った。

Q19　立憲民主党の泉代表は、次期衆院選で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを示しました。150議席は現在の97議席の約1.5倍になります。あなたはどれくらい獲得できると思いますか。

獲得議席数について「97から減ると思う」「97から大幅に減ると思う」が計38.8％となり、「150以上獲得できると思う」は3.8％にとどまった。「97は超えるが150には届かないと思う」を足しても計20.7％だった。クロス集計の立憲支持層では、150以上獲得できると思う人は1割台半ばで、現在の97は超すが150に届かないとする人が4割台半ばで最多となり、97議席前後の維持とした人も2割台半ばとなった。

Q20　あなたは、野党が政権を取れない理由は何だと思いますか。（複数回答可）

「与党の批判ばかりしているから」51.1％、「現実的対案を出さないから」47.3％、「実現したい政策が見えないから」32.7％の順となった。「与党の批判ばかりしているから」と答えた人をクロス集計を支持政党別に見ると、立憲で3割台前半、維新で5割台後半、無党派層で4割台半ばだった。

Q21　あなたは、次期衆院選における候補者の一本化などを含めた野党の選挙協力について、どのように対応するのが望ましいと思いますか。

「基本的政策が一致する野党はできるだけ候補者を一本化すべきだ」27.5％が最多だった。クロス集計を支持政党別に見ると、立憲と維新では「基本的な政策が一致する野党はできるだけ候補者を一本化するべきだと思う」が最多だったのに対し、共産とれいわでは「すべての野党ができるだけ候補者を一本化するべきだと思う」が1位だった。国民は「野党各党はできる範囲で選挙協力を行えばいいと思う」がトップだった。

Q22　岸田文雄首相は4月29日に現職首相として9年ぶりに連合主催のメーデーの式典に出席しました。連合は現在、立憲民主党と国民民主党を支援しています。あなたは今後の連合と政党の関係について、どう思いますか。

「特定の政党の支援をやめ、連合傘下の各労組が支援する政党を自由に決めたら良いと思う」35.7％が最多だった。

Q23　あなたは次期衆院選の時期はいつがふさわしいと思いますか。

「2025年の衆院議員任期満了まで行う必要はない」19.1％がトップ、２位は今秋から年末までの間13.8％だった。クロス集計を支持政党別に見ると、自民や維新、公明、国民、共産、無党派層などは「任期満了まで行う必要がない」が最多だったのに対し、立憲は「今秋から年末までの間」がトップだった。

Q24　あなたが次期衆院選で重視する政策は何ですか。（複数回答可）

「物価高対策」70.1％、「景気や雇用、賃上げ政策」58.5％、「年金や医療、介護など社会保障政策」43.7％の順となった。

Q25　広島市で先進7か国首脳会議（G7広島サミット）が行われました。あなたは今回のG7広島サミットは成功したと思いますか。

先進7か国首脳会議（G7広島サミット）が「とても成功したと思う」「成功したと思う」は計48.5％で、「成功したと思わない」「あまり成功したと思わない」の計32.0％を上回った。

Q26　G7広島サミットには、G7のメンバーではないウクライナのゼレンスキー大統領が招待され、討議などに参加しました。ロシアの侵攻により、ウクライナとロシアは戦争状態にあります。あなたは、ゼレンスキー氏の招待をどう思いますか。

「良かったと思う」が50.7％を占めた。

Q27　あなたは次期衆院選で投票する候補者や政党を選ぶ際に、今回開催されたG7広島サミットを判断材料の一つにしますか。

「判断材料にしない」が60.9％を占めた。

Q28　あなたは岸田内閣を支持しますか。

岸田内閣を「支持する」20.3％（前回4月20日19.5％）、「支持しない」59.1％(57.1％)だった。クロス集計を支持政党別に見ると、自民では支持が6割、不支持2割台前半だったのに対し、公明では支持と不支持がいずれも4割台前半で同率だった。無党派層では支持は1割未満で、不支持は6割台前半に上った。

クロス集計を含む調査結果の詳細（PDFファイル）はこちら。

調査期間：　2023年5月27日
調査対象や人数：　全国の18歳以上の男女1,000人
調査方法：　インターネット上でのアンケート
注: 本調査は「Yahoo!クラウドソーシング」（https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/）を活用しています。
属性等を指定することなく広く一般的に回答を集めたものです。

お問い合わせ先
紀尾井町戦略研究所　広報担当
Mail: info@ksi-corp.jp　 Tel: 03 6824 1715

資料やデータの使用、掲載について
リンクフリーです。必ず下記の出典を明記してください。
[KSI Web調査] 「今後期待できる党」維新21％、自民14％、国民5％、立憲4％（紀尾井町戦略研究所）
https://ksi-corp.jp/topics/survey/web-research-52.html

関連記事

・今後期待できる党は1位維新14％、2位自民13％、3位国民6％（2024年1月24日）
https://ksi-corp.jp/topics/survey/web-research-50.html
・国会の議論「不祥事追及は予算委ではなく別の場で」56％（2023年4月11日）
https://ksi-corp.jp/topics/survey/web-research-50.html
・内閣不信任案「国会末恒例のようで不必要」27％「意義ある」17％（2023年6月14日）
https://ksi-corp.jp/topics/survey/web-research-53.html
・改造内閣・期待できる大臣、1位河野、2位高市、3位上川（2023年9月19日）
https://ksi-corp.jp/topics/survey/2023/web-research-57.html