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今後期待できる党は1位維新14%、2位自民13%、3位国民6%

Q15 自民党は、派閥を巡る政治資金規正法違反事件などを受け、岸田首相(党総裁)を本部長とする総裁直属機関「政治刷新本部」を設置しました。政治資金の透明性拡大や派閥のあり方などを議論します。あなたは、これで自民党が「政治とカネ」の面でクリーンになると思いますか、思いませんか。
 
 
「クリーンにならないと思う」「あまりクリーンにならないと思う」が計77.5%に達した。クロス集計の自民支持層を見ると「ある程度クリーンになると思う」が3割台前半で最多となり、「あまりクリーンにならないと思う」「クリーンにならないと思う」がいずれも2割台、「クリーンになると思う」が1割強だった。
 
Q16 あなたは、自民党は派閥を解消する必要があると思いますか、思いませんか。
 
 
自民党は「自主的に派閥を解消する必要がある」「法律などにより派閥を解消する必要がある」とする人が計71.0%に上った。クロス集計で自民支持層の回答を見ると、「自主的に解消する必要がある」4割強で、「法律などにより解消する必要がある」1割台後半、「解消する必要がない」3割台前半だった。
 
Q17 あなたは、政党や国会議員の政治資金の透明化を図る場合の方法として、どれが最も適切だと思いますか。
 
 
いずれも改正するのが適切とする人が49.9%を占めた。クロス集計で自民支持層の回答を見ると、「政治資金規正法・国会法・歳費法・政党助成法をいずれも改正」が3割台半ば、「政治資金規正法の改正」が3割強、「政治資金規正法・国会法・歳費法の改正」が2割台前半だった。
 
Q18 最大震度7を観測した能登半島地震に関する政府の対応について、あなたは迅速に行われていると思いますか、思いませんか。
 
 
いずれもどちらかというとを含め「迅速に行われていると思う」40.9%、「迅速に行われていないと思う」47.3%となった。クロス集計で自民支持層の回答を見ると「どちらかというと迅速に行われていると思う」5割強が最多だったのに対し、公明支持層では「どちらかというと迅速に行われてないと思う」4割台後半が最も多かった。支持する政党がないとする無党派層では「どちらかというと迅速に行われていると思う」3割強が最多だった。
 
Q19 あなたは、政府に自然災害対応や防災を専門とする官庁(例えば防災省など)を新設する必要があると思いますか、思いませんか。
 
 
「新設する必要がある」48.3%、「新設する必要はないと思う」34.0%となった。必要があるとした人をクロス集計で年代別に見ると、全体的に見て年代が上がるにつれ増える傾向となった。
 
Q20 次期衆議院選挙の小選挙区で、あなたはどの政党の候補者に投票したいですか。
 
 
上位は自民15.3%、維新10.9%、立憲5.8%、国民4.4%の順となった。
 
ご参考: 「次期衆議院選挙の小選挙区で、あなたはどの政党の候補者に投票したいですか」の推移(%)
 
 
Q21 次期衆議院選挙の比例代表で、あなたが投票したい政党はどこですか。
 
 
自民14.9%、維新11.6%、国民5.3%、立憲5.0%の順となった。クロス集計で無党派層の回答を見ると、自民、立憲、維新、れいわがいずれも2%台で最も多かった。
 
ご参考: 「次期衆議院選挙の比例代表で、あなたが投票したい政党はどこですか」の推移(%)
 
 
Q22 次期衆議院選挙の結果、あなたはどの政党(国会議員10人以上所属)による政権が誕生してほしいと思いますか。
 
 
現在と同じ自民・公明の連立政権が6.9%で最多となり、次いで自民単独政権が6.6%、維新・立憲・国民による(閣外協力を含む)連立政権が5.4%の順だった。
 
Q23 次期衆議院選挙の結果、野党第1党になってほしい政党はどこですか。
 
 
維新21.8%が最多で、自民11.2%、立憲9.7%と続いた。
 
Q24 あなたは、野党が政権を取れない理由は何だと思いますか。(複数回答可)
 
 
「与党の批判ばかりしているから」50.0%が首位で、次いで「現実的な対案を出さないから」45.4%だった。クロス集計で立憲支持層の回答を見ると、「国会で野党間の調整がうまくいっていないから」が4割台後半で最多。維新支持層は「与党の批判ばかり」と「現実的な対案を出さない」が4割台半ばの同率で最多、国民支持層は「与党の批判ばかり」が5割台後半で最多だった。
 
Q25 あなたは、次期衆院選における候補者の一本化などを含めた野党の選挙協力について、どのように対応するのが望ましいと思いますか。
 
 
「基本的政策が一致する野党は、できるだけ候補者を一本化するべきだと思う」30.2%が最も多かった。
 
Q26 あなたは次期衆院選の時期はいつがふさわしいと思いますか。
 
 
「1日でも早く」20.0%が最多で「来年秋の衆院議員の任期満了まで行う必要がない」16.2%が続いた。
 
Q27 あなたは岸田内閣を支持しますか。
 
 
岸田内閣を「支持する」13.3%(前回12月22日11.4%)、「支持しない」73.1%(75.7%)だった。
 
Q28 あなたが次の首相にふさわしいと思う自民党の国会議員は誰ですか。
 
 
石破茂元幹事長12.1%がトップとなり、高市早苗経済安全保障担当相7.4%、河野太郎デジタル相7.3%が続いた。クロス集計の自民党支持層を見ると、岸田首相、高市経済安保担当相、河野デジタル相、石破元幹事長が1割台で最多だった。
 
Q29 あなたは岸田首相にいつまで首相を続けてほしいと思いますか。
 
 
「できるだけ早く辞めてほしい」42.8%が最多だった。クロス集計の自民支持層を見ると、「9月の自民党総裁任期満了まで」が2割台前半で最多となり、次いで「3月末と見込まれる2024年度当初予算成立後」が2割強で続いた。
 
 


クロス集計を含む調査結果の詳細(PDFファイル)はこちら。

調査期間: 2024年1月17日
調査対象や人数: 全国の18歳以上の男女1,000人
調査方法: インターネット上でのアンケート
注: 本調査は「Yahoo!クラウドソーシング」(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)を活用しています。
属性等を指定することなく広く一般的に回答を集めたものです。

お問い合わせ先
紀尾井町戦略研究所 広報担当
Mail: info@ksi-corp.jp  Tel: 03 6824 1715

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[KSI Web調査] 今後期待できる党は1位維新14%、2位自民13%、3位国民6%(紀尾井町戦略研究所)
https://ksi-corp.jp/topics/survey/2024/web-research-63.html

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